やじさんの「調布わくステ」ご案内

◆「調布わくわくステーション」  7月24日のお客様◆

      日本映画・テレビスクリプター協会理事長   堀北 昌子さん 

「スクリプター」って何をする人か、ご存じですか?
「スクリプター」(和製英語です)の主な仕事は、映画撮影の 「記録と管理」と言われていますが、記録・管理以外にも、脚本 から上映時間を計算したり、衣装合わせや撮影の打ち合わせ、 編集・ダビングの立合いなど、撮影の準備段階から仕上げの 段階までの色々な作業に携わっています。特に、映画のカット 間の「つながり」をチェックすることと、監督と撮影スタッフや 編集マンとの橋渡しをすることは重要な仕事で、「監督の秘書」 とも言われる所以のようです。

堀北さんは映画が大好きで、叔父さんの影響もあってスク リプターの道に入られ、昭和25年から劇場映画・TVドラマ合わ せて300本以上の作品を手がけられ、例えば、山本薩夫監督の 「戦争と人間」、 伊丹十三監督の「お葬式」、「マルサの女」など に関わっておられます。また、現在は日活芸術学院で後進の 指導にも当たっておられます。
これらの功績が認められて日本アカデミー賞特別賞、文化庁 長官賞、黄綬褒章などを受章されています。

放送で、堀北さんは、伊丹十三監督のエピソードや「秘書」に 求められる4つの資質などについてもお話しされるそうです。

written by yaji

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