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◆「調布わくわくステーション」     4月23日のお客さま◆

わりばしリサイクル・「くるりん」の 沖田 博則 さん

たかが「わりばし」、されど「25,000戸の住宅」・・・と聞けば、 「それ、何の話?」と思うでしょうね。

日本で1年間に消費される割り箸は250億膳、材木量にして 46万平方メートル。これだけあれば100平米の住宅25,000戸を 建てられるのだそうです。

割り箸の材料は「間伐材や柱を取った切れ端」と聞きましたが?

その程度では焼け石に水で、「割り箸は中国から大量に輸入 していましたが、森林の伐採が進んで洪水まで起こり、日本の 割り箸のために洪水とは許せない。」と輸出禁止に。使い捨ての 割り箸文化?は日本特有で、中国人の理解を超えたようです。 今、割り箸の輸出元は「モンゴルやシベリア」と、沖田さんは 話しています。

捨てればただのゴミ。「もったいない!」と、市内20数カ所に回収 ボックスを置き、ボランティアが回収して工場に送り、「パーティクル・ ボード」に生まれ変わるそうです。パーティクル・ボードとは木材の 細片を固めて作った板で、テーブルなど色々な家具に使われている もの。

「ボランティア活動は楽しいですよ。」と沖田さん。活動が評価され 2月には「東京都グリーンコンシューマー奨励賞」も受賞したとか。

これからも頑張ってくださいね。

(注)グリーンコンシューマーとは、環境のことを考えて消費行動をする人。                          

written by yaji

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