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やじさんの「調布わくステ」ご案内




◆300回を迎える「調布わくわくステーション」  2009年5月12日のお客さま◆

(株)ウィルコム会長       木下 龍一 さん

 四半世紀ほど前、NTT(当時は“公社”)による国内の電話網整備が一段落した日本では、NTTによる電気通信サービスの独占制度を廃し、米英に見習って、通信サービス事業へ民間企業の参入を認める”通信自由化”の大波の最中にありました。
 1984年末に通信自由化のための法律もでき、翌年、当時京セラの社長であった稲盛和夫さんが電気通信サービスの新会社を設立、日本の電気通信事業分野に競争の時代が始まることになりました。このような新会社が軌道に載り、競争によって通信料金を引き下げ、多様なサービスを誕生させることは、通信自由化の目的であり、官民共通の悲願でした。優れた人材が、産業界や競争相手のNTTからも、新会社に参加しました。木下さんもその中の一人で、当時の郵政省を辞めて参画したとのことです。

 やがて2つ目3つ目・・・の通信会社が誕生し、さらに無線通信を用いた携帯電話会社もでき、1994年、後に木下さんが会長を務めるDDIポケット(現在のウィルコム)もPHSの会社として登場します。PHSの特徴は無線出力が小さいので電波の利用効率がよく、また、小型で小回りのきくサービスができることのようです。

  木下さんは野川の散歩がお好きなようで、かわせみに出会えると幸せな気分になるそうです。水と緑の調布のオアシスが、活力を蘇らせてくれるのでしょう。  


               

                       

written by yaji

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