やじさんの番組案内 調布狛江地区保護司会会長  土屋 邦子 さん
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やじさんの番組案内
調布狛江地区保護司会会長  土屋 邦子 さん
                
 先日、生活苦や介護疲れから、心中を思い立って引き起こした 神戸、山口の2件の家族間殺人未遂事件の裁判員裁判があり、 共に執行猶予付きの判決が出されました。その時「保護観察付き」 とあったことを、覚えている方は多いのではないでしょうか。  孤立しがちな性格の被告に保護観察を付けて、社会復帰を支援 する狙いがある、とされていました。

 保護観察とは、犯罪者の社会復帰を支援し再犯を防止する仕組み で、専門知識をもった保護観察官と、保護司がそれを担っています。 保護観察官も保護司も共に国家公務員ですが、後者は非常勤の ボランティアさんで、地域で適任者を推薦し、法務大臣が委嘱する のだそうです。また、保護観察官や保護司には、犯罪者の更生支援 だけでなく、青少年や一般社会人の非行や犯罪防止などの重要な 役割もあります。

  土屋さんは20年以上も前、青少年健全育成の委員をやっていた時、 誘われて保護司になったそうで、現在は、調布保護司会と調布狛江 地区保護司会の会長さんもやっています。 土屋さんによれば、更生 保護活動とは、ある意味で、「その人の居場所をつくるお手伝い」だ そうです。また、犯罪は予防することが最も大切で、「社会を明るくする 活動」に重点を置いているそうです。

 非行や再犯を防止する最も有効な方法は、その人の欠点を挙げる ことではなく、よいところを見つけて本人に教えてあげること、と土屋 さんはおっしゃっています。そうすれば、「ほめられたくて、認められ たくて、毎日でもやって来ますよ」と。

 土屋さんのお話を聴いていると、保護司という、どちらかと言えば 馴染みが薄い活動が、とても身近な活動に思えてきます。  どうぞ放送をお聴きください。

<参考> 調布保護司会のホームページ http://chofu-hogoshikai.sakura.ne.jp/  
                             
                                                           written by yaji

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