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| やじさんの番組案内 |
| 陶芸教室を開く 唐津焼 善徳窯の 松本 一 さん
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肥前は日本の焼きものの故郷と言われています。伊万里出身の 松本さんは、長年学校の先生をやっていましたが、ふるさとの焼き ものへの思いを断ちがたく、退職後陶芸の道へ進まれました。
在職中からの趣味が高じたとも言えるのでしょう。10年の助走期間 の後、仙川で唐津焼の陶芸教室を開くことになりました。
やきものは焼成温度が低い順に土器、陶器、磁器と大別され、
伊万里、有田は磁器ですが、唐津は陶器です。温度が低いほど、
吸水性が高く、使っている内に茶渋などで色が変化します。松本
さんは唐津の土が好きで、また焼成温度が低く教室で扱い易い
ので唐津焼を選ばれました。教室は、１日でデザイン〜完成まで
やるそうで、通常、火、木に開いており、土、日も場合によっては
対応できるそうです。
大きい物をつくるのが好きな松本さんは、そんな時は足で陶土を
こね、固めるそうで、幅45センチ、長さ50〜60センチほどの皿など
つくるようです。作品の展示発表会も毎年開いているそうです。
「無我夢中になれるから」、「すばらしい作品ができるから」・・・
やめられないようですね。
「ふるさと伊万里応援団 伊万里大使」の肩書もある松本さん、
伊万里出身者の会の世話役もやっていて、また、故郷の食材を
集めた即売会も毎年開いているそうです。
故郷の伝統工芸を後の世代に伝えたい、陶芸以外の分野の
人とも交流したい・・・松本さんの夢は広がっているようです。
written by yaji |
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