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文学座で俳優生活37年の 戸井田 稔 さん

西調布の金物屋さんの二男に生まれた戸井田さんは、将来、金物 屋さんになることにまったく違和感を感じることなく少年時代を過ご したそうです。でも、青年時代に多くの人が経験するように、戸井田 さんも、敷かれているレールの上を走る人生とは違った生き方に 惹かれることになります。その時戸井田さんが選んだのが俳優への 道。まさに違う人生を演じることだったようです。
 1774年、22才の時に文学座研究所に入所し、以来37年間、この 道一筋に進まれ、文学座の中核を担い沢山の舞台やテレビ、映画に 出演してこられました。

 しかし、多くの若手俳優には食うための2足の草鞋は普通の話。 お子さんもできた30代後半の頃、戸井田さんも舞台を降りることを 考えた時期もあったそうです。
 それもあってでしょうか、共演した杉村春子さんが「女の一生」で語る 名せりふ、「自分で選んで歩き出した道ですもの。間違いと知ったら 自分で間違いじゃないようにしなくちゃ」は、今もはっきりと心に残って いるそうです。

 演じている時にお客様が舞台に入り込んでくれるような一体感を 感じられた時が最高の喜び、と戸井田さん。これからは60代だから 出せる面白さを、更には70代にして得られる面白さを、望めるなら 80代には演じなくても舞台はこんなに面白いのだと楽しめる人生・・・ 戸井田さんの夢だそうです。
  

 written by yaji

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