やじさんの「調布わくステ」ご案内
◆「調布わくわくステーション」 4月24日のお客様◆
東京大学 地震研究所 岩田 孝行 さん
最近、地震が多いですね。でも、びっくり!・・・東京では、
1日に50回も小さな地震が起こっているそうです。
日本列島が載っている地殻の下に、太平洋側の地殻が
1日に0.3mmくらいずつ潜り込んでいて、小さな地震をいつも
引き起こしているそうです。簡単に言えば、この小さな地震は、
地殻が潜り込む時の摩擦のようなものですね。
ところが、この摩擦だけでは終わらないから怖いのです。
地殻が、無理やり潜り込む訳ですから、お互いに反り返ろう
とするのです。細枝を反り返らせると、どこかでポキンと折れ
ますね。この「ポッキン」が大地震です。
毎年すこしずつ力が加わって、東京では100年に1度くらいに、
大地震「ポッキン」が起こるのだそうです。すでに、ここ80年間も
ポキンがなかったので、「東京には震度6以上の大地震が近々に
起こる可能性が十分ある。」と岩田先生はおっしゃっています。
だから、調布にお住まいの岩田先生は、家での室内履きは
運動靴だそうです。「そのまま逃げ出せますから。」 「ドシンと
来た数秒後に、怖い横揺れ波が来る。家が潰れるのは、この
横揺れのため」なのだそうです。
日頃の防災の工夫や、調布の中でも被害が大きそうな所とか、
気になるお話がたくさん聞けますよ。
written by yaji
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