◆「調布わくわくステーション」 12月24日のお客さま◆
深大寺恋物語「深大寺特別賞」の 岡本 祥子 さん
深大寺が縁結びの寺と言われていること、知っていましたか?
深大寺開山にまつわる物語・深大寺縁起に由来があるようですが、
これに因んで、昨年、短編小説「深大寺恋物語」の公募がありました。
今年も第2回目の募集があり、210篇の応募作品の中から入選作品
6篇が選ばれ、秋日和の10月21日、深大寺そば祭りの日に、寺の
境内で授賞式が行われました。
岡本さんの「片道200円の恋」は「深大寺特別賞」を受賞しました。
処女作だそうです。
高校生の女の子が、亡くなったおばあちゃんのスケッチブックの中に
45年前のおばあちゃんの恋を見つけ、それを辿るために深大寺に
通っている中に、自分も青年と出会うことになる物語だそうです。
でも、不思議ですね。若い作者の岡本さんが、この作品が縁で「大切な
ひと」ができたとおっしゃっていますし、深大寺短編恋愛小説企画の若い
仕掛け人さんも、この企画が縁でハッピーエンドを迎えたとか。これも
深大寺のご利益(ごりやく)なのでしょうか?
岡本さんは、たまたま昼の賑わいが去った夕方に深大寺を訪れて、
意外な深大寺を発見し、小説の構想が湧いたようです。「近いから行か
ない」では、もったいないですよと、高校生や若い人たちに、岡本さんは
呼びかけていました。
夢いっぱいの岡本さんのお話、どうぞお楽しみに!
ご参考:授賞作品集は、今回も小冊子になって出版される予定と
伺っています。
written by yaji