◆「調布わくわくステーション」 7月23日のお客さま◆
電気通信大学非常勤講師 竹内 幸一 さん
入学試験の時期になると国語の問題で、奇抜な読みや
珍妙な当て字の解答があったことなどが、度々新聞などで
話題になりますが、理数系の解答について話題にされる
ことは少ないですね。でも、乾電池が何ボルトか知らない
学生さんがいると聞きますと、子ども達の理科離れ、工作
離れが、本当に心配になりますね。
ソニー時代、小型テレビカメラやビデオプロジェクターなど
数々の新製品を開発・発明し、ものづくりの現場を熟知している
竹内さんは、学生さんに物作りの実習指導をする一方で、
子どもたち、親たちの科学離れを何とかしたいと考えたよう
です。
子どもは、本来、科学好き、実験好きなのですと、竹内さんは、
触ってみて、自分でやってみて、科学の面白さを体験してもらう、
移動ミュージアム(科学館)を創ってしまいました。機材100点
くらいを車に積んで、全国の子ども達に科学の面白さを届ける
と言うプロジェクトです。
今年、調布でも開催する希望があるようですし、また、9月には、
たづくり市民カレッジで「大人のサイエンス」を担当されるなど、
身近な話題もいろいろ出るようですから、どうぞ放送をお楽しみに。
written by yaji