◆「調布わくわくステーション」 8月6日のお客さま◆
東京都立農業高校 神代農場 石井 英三先生
市立深大寺小学校の北隣に青渭神社があります。以前は、
地元の人は「あおなみさま」と呼んでいました。その昔、境内
から下(東側)を見ると、清水がこんこんと湧いて「池には青波が
立っていたから」だと言われていました。この池が、今、都立農業
高校 神代農場の中にある池と思われます。水は、途中の田を
潤し、野川に注いでいますが、湧水量は昔とは比較にならない
ほど減ってしまい、水不足のためにタンボも年々減っているのは
淋しいかぎりです。
神代農場はこの池と水を中心に出来ています。マスの養殖も
やっていて、生徒たちはワサビを栽培し、田植えもやっています。
シイタケ栽培は開校当初からで、卒業生の農家で生産された
調布産シイタケが話題になった時期もありました。
桜より一足早く咲くカタクリの群生は見事です。農場、市立の
野草園、カニ山と続く一体は、調布の中ではトビキリ昔の谷戸や
里山の面影が残っているところです。石井先生が農場の今昔話や
動植物のご案内をして下さるそうですから、放送を楽しみにお待ち
下さいね。
written by yaji