◆「調布わくわくステーション」 2007年1月7日のお客さま◆
深大寺執事長 張堂 完俊 さん
初詣はどこかへいらっしゃいましたか?私は、毎年、近所の
お寺と深大寺へ、年始挨拶を兼ねて初詣します。今年も午後
だったのですが、まだ参拝の列がバス停近くまで続いていま
した。近年は15万人ほどの人が訪れるそうです。
番組では、最初に、初詣について張堂さんからお話を伺う
そうです。深大寺には元三大師を祭った大師堂があり、お参り
ついでに おみくじを求める人も多いようですが、張堂さんに
よれば、おみくじの本家は元三大師なのだそうです。「凶」も
よく出るらしいのですが、とても意味深いことが書いてあるので
丁寧に読んで下さいとのこと。
近頃は、深大寺と、隣にある神代植物公園を抱き合わせて
遊びに来る人が多いようですが、地元の人たちは別々に行く
ことが多いようです。初詣の後、だるま市、花まつり、なんじゃ
もんじゃコンサート、薪能、盆踊り、夕涼み、お月見、蕎麦祭り
等々、仏教と直接関係のない行事もいろいろあります。
仏教ではこの世を「忍土」と呼ぶそうです。生きるとは耐え、
努力することで、楽な生き方を追い求めていては良い結果に
なりません。・・・張堂さんのお言葉でした。
written by yaji