◆「調布わくわくステーション」 2007年10月21日のお客さま◆
調布市民放送局 代表
大野 三紀子さん
調布ケーブルテレビで、市民が作った映像が放送されているのを、ご存じ
ですか? 昨年から月に2本、それぞれが1週間ずつ放映されています。
この番組を作っているのが「調布市民放送局」で、普段はカメラを回している
大野さんはその代表者。でも、放送局と言っても、普通の民間テレビ放送局を
連想しないで下さい。もともとはテレビ放送とは無縁の市民が集り、調布市内の
あちこちで録画して回り、パソコンで編集して番組づくりしているグループなの
です。メンバーは子育て中のお母さん、現役組、熟年組、学生さんなど約20名。
「地域の情報を、市民の手で集めて発信したい。」・・・何だか、このFM番組
「わくわくステーション」の発想に似ていると思いませんか?
それもその筈で、ラジオ番組の中で、時々、映像があったらもっとよく理解
頂けるだろうと思ったことが、市民放送局設立のキッカケだったそうですから。
「マスコミが取り上げない市井の話題やイベントを、多くの市民に伝えたい。」
が出発点とのことで、例えば、多摩川の水、調布のさくら物語、竹かご作りの
吉田さん、わんぱく相撲、男のボランティア、白百合女子大、みんなの夢ツリー、
調布飛行場、布多天神の骨董市等々、身近な話題いっぱいです。
この調布市民放送局が、NPO法人地域情報化コンソーシアムや中央大学と
組んで、各地で同じような活動をしている市民グループに声をかけ、調布で
フォーラムを開こうと大奮闘中です。3団体で実行委員会をつくり、大野さんは
その実行委員長、今や超多忙人間の1人です。
「第1回市民テレビ局フォーラム」は11月2日10時から、たづくり大会議場で
開催されます。北海道、沖縄、新潟、愛知などの7団体が参加するそうです。
誰でも入れますから、どうぞとのことです。
◆ご参考
調布市民放送局 http://www.chofu-catch.tv/
第1回市民テレビ局フォーラム http://www.chofu-clic.com/tv-forum/
written by yaji