◆「調布わくわくステーション」 2007年11月4日のお客さま◆
児童文学作家、子ども読書推進活動の
山花 郁子 さん
早くからブックト−ク(Book talk)に注目された山花さんの自己紹介です。
人の話をよく聞くお花は?・・・「菊」
トイレに咲いているお花は?・・・水仙
洋服に咲くお花は?・・・「ボタン」
・・・
山に咲いているお花は?・・・「私です。」
だそうです。
「読書離れの時代と云われていますが、子どもは決して本を嫌いでは
ありません。子どもを本に近づけていないからです。」と、山花さんは、
調布市立図書館時代からブックト−クを実践し、最近では、武蔵野市や
調布市立上の原小学校などでも、読書の動機づけ指導をやっている
そうです。
「ブックトーク」とは、あるテーマに沿ってトークで繋ぎながら何冊かの本を
紹介することですが、「魔女の本 ある?」と尋ねられたときに、その子に
合った本を紹介するような活動もブックトークと、山花さんは広義に使って
いるようです。
山花さんは調布市立図書館の司書や公民館長、教育委員などを勤め
られ、子どもの本もたくさん書いていらっしゃいます。また、「動かなければ
出会えない、語らなければ広がらない、聴かなければ深まらない。」と、
人と付き合うことの大切さ、読み聞かせの大切さを訴えています。 長年の
読書推進活動に対して、平成15年度子どもの読書活動優秀実践者として
文部科学大臣賞も受賞されました。
「図書館時代は本当に楽しかった。」おっしゃる山花さんの体験ばなし、
聴いてみませんか!
written by yaji