◆「調布わくわくステーション」 2007年12月16日のお客さま◆
漢方の「大門堂薬局」管理薬剤師
調布市薬剤師会 副会長
田中 美知子 さん
田中さんのお話によれば、漢方薬には1500年の歴史があるそうです。
西洋医学では病気の原因になっている体の部分を薬で攻撃して治そう
とするのに対して、漢方では、体の調和を取り戻して病気を治そうとする
のだそうです。ですから漢方薬では、何種類もの生薬を、その人に合わ
せて調合するので、本来は、一人一人違う薬になるのだそうです。
でも、漢方薬の袋をお湯で煎じる風景は、珍しくなりましたね。白湯で
簡単に服用できて、保管、携帯にも便利な顆粒状の漢方薬が出来る
ようになったからでしょう。私も煎じ薬を飲んだ記憶は殆どありませんが、
顆粒状の漢方系胃薬や風邪薬には、時々お世話になります。
病気でなくても、漢方薬の知識が役立つそうです。リラックスしたい時
にはカモミール茶を楽しむし、田中さんの美肌はハトムギ茶、ドクダミ茶を
愛飲しているからのようです。「美肌にも健康にも、日頃の生活習慣が
大事」ともおっしゃっていますから、両方あって効果がでるのかも知れま
せんね。
詳しいお話は、放送でどうぞ。
written by yaji