◆「調布わくわくステーション」 2007年12月23日のお客さま◆
チターを楽しむ会 代表
野田 多恵子 さん
ハリーの謎めいた微笑と、ホリーの視線を無視して冬枯れの並木道を
通り過ぎて行くアンナ・・・チターと聞けば「第三の男」のアントン・カラスの
演奏とこんな映画のシーンが思い浮かびます。・・・・・本当に、チターに
ついては、この映画でしか知らなかったのですが、東京に、野田さんの
「チターを楽しむ会」まであったのですね。
調布三田会のコンサートでチターに出会い、魅せられてその場で弟子
入りしてしまった野田さん。チターへの熱い思い入れは、後々の人生の
困難や生活のトラブルの折に心の拠り所、故郷になってくれたとのこと。
放送の中で、そのチターの音色を野田さんが聴かせて下さるそうです。
4年前、ドイツから来日したフーバーさんのコンサートを聴き、終演後
個人レッスンを受けた縁で、以後フーバーさん来日の折に野田さんが
フーバーさんのミニ・コンサートを企画するようになったようです。
フーバーさんと一緒に演奏する常石さやかさんは、フルートの勉強の
ためオーストリアへ留学していたのですが、現地で出会ったチターに
魅せられてチターを勉強、やがてフーバーさんとチター・デュオを結成
することになります。
若いフーバー・常石デュオを支援しながら、もっと多くの人にチターを
知ってもらい、自らもチターを楽しみたいと、野田さんは「チターを楽しむ
会」を結成されたようです。
野田さんを虜にしたチターのお話とその音色、日曜日の放送をお楽しみに!
written by yaji