◆「調布わくわくステーション」 2007年12月30日のお客さま◆
日本100名山を踏破された
宇野 瑞枝 さん
58才で初めて高尾山に登り、筋肉痛で酷い思いをし、次の奥多摩・
三頭山では階段を這う程の苦しみを味わった宇野さんが、昨夏とうとう
日本100名山を踏破されたそうですから、心から「おめでとう!」です。
いや本当は「びっくり!」です。だって、あのきゃしゃな体つきで、シュラフ
や食糧など20余キロもあるザックを背負って、100もの山を登り下りしたと
云うのですから。
日本百名山とは、登山家深田久弥が山の「品格」「歴史」「個性」を
もとに選んだ100山。1964年に出版され、親王時代の皇太子がこれを
愛読され、全部登りたいとおっしゃったとかで、有名になったようです。
細身の宇野さんが百名山を極めることができたのは、一に日頃の
体力づくりのお陰とのこと。毎日徒歩1万歩以上を欠かさず、加えて
水泳、トレーニングセンターと、常に努力されているとのこと。
登山は晴れれば楽しいもの。でも変わりやすいのが山の天気。念願の
100番目・北海道日高山脈の主峰幌尻岳は徒渉(沢を歩いて渡ること)が
多いコースで、雨後水嵩が増した流れに足をとられて、溺れそうになる
など、記念?すべき登山だったようです。
2年ほど前、始めて間もないパソコンから、宇野さんが、海外旅行の
写真をクラブのホームページにアップされていました。今年ですでに
42カ国を回られたそうで、当面の目標は65カ国とのこと。新しいことに
挑戦し、いつも目標を持って、日々備えていらっしゃるので、宇野さんは
いつも気力充実、お元気なのですね。
宇野さんのさりげないお話の中から、ぜひ元気の秘訣をお聴きとり
下さい。
written by yaji