◆「調布わくわくステーション」 2007年6月10日のお客さま◆
山田病院の 山田 禎一 先生(精神科医) 元調布市教育委員長、医師会長
山田先生は5月6日に続いて、2度目の登場です。
精神科医の道に進まれた山田先生は、金沢大学医学部
助教授を経て、昭和33年に山田病院を開設しました。その後、
リハビリテーション施設、老健施設、老人ホームなどの関連
施設を次々に開設し、また、日本で初めての精神障害者授産
施設や看護学校、理学療法士と作業療法士、介護福祉士の
学校もつくられました。
山田病院の中に歯科医を置いたり、喫茶室を設けたりした
理由について、先生は、人がやっていないことでも、「半歩
先を見て、必要とされているもの、人をしあわせにすることを
実現しただけ。」とおっしゃっています。
ナイアガラで脳出血後数日の患者が懸命にリハビリに励んで
いる姿を見て温泉リハビリ施設をつくったり、統合失調症の人
でも印刷の仕事ならできると、上記授産施設を開設したのも、
同じ思いからなのでしょう。
幅広く活躍されている先生のお話に圧倒されるかも知れま
せんが、どうぞ日曜日をお楽しみに。
written by yaji