◆「調布わくわくステーション」 2007年6月17日のお客さま◆
アフリカと日本の開発のための対話プロジェクト 代表 尾関 葉子
“DADA”って? DADAとは、”アフリカと日本の開発のための
対話プロジェクト”の英語名“Dialogue and Action for Development
Alternatives in Africa and Japan”の略称だそうですが、何をして
いるところかと言えば、アフリカのジンバブェで、食糧の自給率を
高めるために活動している現地のNPOを支援する活動をやっている、
とのお話です。
ジンバブェのインフレは年率3,000〜4,000%と云う酷い状況で、
貧困、食料不足が恒常化しています。主食はトウモロコシで、改良
種の白トウモロコシは多収量ですが旱魃に弱く、また、化学肥料を
必要とするようです。
そこで、化学肥料がなくても収穫でき、自分で採種できる在来種が
見直され、在来種のトウモロコシを作る動きがあり、さらにその種を
保存するための種保存庫の建設運動などをジンバブェのシャシェ村
で進めている現地のNPOを、5年前から尾関さんたちは支援して
いるそうです。
http://homepage3.nifty.com/DADA/
ジンバブェへの支援活動を通して、日本の食糧自給率問題にも
気付くことになり、尾関さんたちは、調布でも自給率1%アップ
運動を始めたとのことで、皆さまの賛同を呼びかけていらっしゃい
ます。
written by yaji