◆「調布わくわくステーション」 2007年6月3日のお客さま◆
フリーの編集者の 坂本 久恵さん(つつじヶ丘)
本の編集の仕事は、外部の人からは目立ちにくく、裏方さんの
ような役割ですが、実は、本の出来栄えを左右する大変重要な
仕事なのですね。 まして、責任者になれば、「装丁」と呼ばれる
表紙やカバー、意匠(デザイン)、綴じ方などの仕事から、本体
部分の書体や文字の大きさ、段組、絵や写真など、また誤字誤植
や、更には内容や表現の正しさにまで責任を負うことも多く、しかも、
期日までに、これら全体を印刷などの他部門に引き渡せるよう納期
管理までやることになるようです。
坂本さんは大学卒業後、普通の会社勤務を6年間ほどやった
後に、「本」の世界に飛び込んだのだそうです。最初、出版社で
書籍の編集に3年ほどたずさわり、次に翻訳関係の雑誌社に転じ、
編集長も務めた後、9年前からフリーの編集者として仕事をされて
いるそうです。
編集の仕事には女性も多いそうです。仕事をする上で性による
差が少ないからでしょう、と坂本さん。しかも「フリー」になったお陰で、
通勤や会議に取られる時間が殆どなくなって助かります、とのこと。
放送では、趣味のアフリカンドラムのお話でも、盛り上がるそう
ですよ。
written by yaji