◆「調布わくわくステーション」 2007年9月9日のお客さま◆
くるみ動物病院院長
武藤 幸子 さん
飼ってしまった幼い日の武藤先生、病弱の子犬を病院に連れて
行ったら、「こんなひどい飼い方をして!」と、獣医さんからひどく
叱られてしまった。
「ちゃんとした飼い方を勉強したい。」「獣医になって動物たちを
助けてあげたい。」・・・小学生の夢が、現在の武藤先生となった
ようです。
でも、当時は、獣医で容易に生活できる社会ではなかった、と
武藤先生の意外なお話が続きます。
ところで、ペット大好き人間が増える一方で、迷惑視する人も
増えています。野川を歩くと、鳩や鯉に餌を撒く人、のら猫?に
遠慮勝ちに餌を与える人など、よく見かけます。
「飼い主の身勝手で捨てられた野良ちゃんの方が、人間の
被害者なんですよ。みんな去勢してあります。」と、知り合いの
奥さんの話です。
武藤先生は調布地域猫の会会員で、協力病院にもなっている
そうです。「ペットの躾けもしないで我が儘に育てたり、食べ物を
与え過ぎたりするのは、飼い主・動物双方の不幸」と、武藤先生。
「まして、病気になったから捨てるなんて!」ペットを飼う資格が
ないと、おっしゃりたいのでしょう。
「調布に捨て猫がなくなる日が来ること」夢の1つだそうです。
written by yaji