◆「調布わくわくステーション」 2008年1月27日のお客さま◆
調布市文化協会 会長
高岡 宮子 さん
戦中戦後の困窮の時代を経た後、1960年前後から人々はやっと
文化やスポーツに関心を向けるゆとりを持てるようになりました。
調布市文化協会は、市民の文化生活向上に寄与する目的で、1966
年に発足しています。当時はまだ、文化施設もスポーツ施設も未
整備の時代で、市内の文化施設といえば、学校以外では、調布駅
南口にあった3階建ての中央公民館が最大の建造物と言う状況。
関係団体が結束して環境づくりに努める必要があったのですね。
現在、協会に加わっている団体は、絵、書、音楽、演劇、舞踊、
囲碁、将棋など22団体、約2千人で、この22団体から理事、役員を
出して運営しているそうです。春の文化祭をやったり、他地域へ研修・
交流旅行をしたり、実技講座を開催したりと、色々な事業を行って
いるとのこと。
高岡さんも個人としてはパンフラワーづくりが主活動で、30年も
教室をやっているそうです。パンフラワーって?・・・パンで作った花?
初期は本当にパンをこねて作ったようですが、今は粘土を着色し、
成形してつくるようです。
協会会長として高岡さん、色々努力していらっしゃいますが、行政や
会員の理解・協力を得るのは大変とのこと。40年以上も存続している
協会でも、そうなのですね。・・・沢山の団体を動かすことも、財政の
厳しい行政に期待することも、なかなかなのでしょう。
高岡さんのお話を聞いて、一緒に考えてみませんか!
written by yaji