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やじさんの「調布わくステ」ご案内



◆「調布わくわくステーション」     2008年10月12日のお客さま◆

 調布市郷土芸能祭囃子保存会 上石原囃子連      勝田 金吾 さん

 秋祭り 真っ盛りですね。祭りと云えば祭囃子、勝田さんは上石原 囃子連の中核の一人、笛以外なら鉦でも太鼓でも何でもこなします。  お囃子は、年間10回くらい演じるそうです。上石原囃子連メンバーは 25名ほどいるそうですが、時間のやり繰りを比較的つけやすい農家や 商工業者が少ない現代では、平日に集まるのは難しく、休日以外の 日は、呼ばれてもお断りしているようです。確かに、あちこちのお祭りも、 土曜、日曜に行うケースが増えていますね。

 若い頃、勝田さんは“とび職”をやっていたそうです。鳶職とは、高い 梁の上を器用に歩き回り、柱や梁を組んだりしている人たちですね。 晴れ舞台は正月、出初の梯子乗り。梯子の上で大の字になったり、 逆立ちしたり・・・。  梯子乗りを10年やったそうですが、中でも思い出に残るのは昭和37年、 伊勢神宮でやった梯子乗り。関東地域の各地から数人ずつ代表が集ま って、即席のチームをつくり、大舞台で演じたそうです。  控え目な話しぶりが、かえって秘めた誇りを輝かせます。日曜日の 放送を、お楽しみに!

                       

written by yaji

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