◆「調布わくわくステーション」 2008年11月2日のお客さま◆
東京オリンピック聖火ランナー | 大塚 一郎 さん |
聖火ランナーって、有名人がやるのかと思っていたら、そう思われる
のは、テレビのせいのようです。テレビに映るのは有名人ですが、
実際は、大多数が地元で活躍している人たちのようです。
大塚さんは1964年の東京オリンピック・聖火ランナーの一人。飛田給で、
府中から来た聖火を受け継ぎ、甲州街道を電通大前まで走ったそうです。
当時は、ランナーに対する走り方マナー指導がとても厳しく、手を振ったり
振り向いたりすることは厳禁。トーチを持つ腕は直角に曲げ、まっすぐ前を
見て走ったそうです。
44年前の10月に大塚さんが掲げて走ったトーチが、今、大塚さんの
手許にあるそうです。思いがけず、記念に頂けたのだとか。私の義兄も
都内で走ったのですが、トーチの話は聞きませんでした。重さは約1キロ、
大塚さんの名前を刻んだ上、調布市から贈られたとのこと。よかった
ですね。
当時、走り高跳びの選手だった大塚さん、その後公認審判員の資格を
とり、現在も陸上競技の審判員として活躍されています。飛田給の自治会
運動会の企画運営もやっていらっしゃるようで、毎年11月3日は、日本
郵船の緑の芝生で、楽しさいっぱい、景品いっぱいの競技を繰り広げて
いるようです。景品は採れたての地元産野菜。自治会員以外の人が出場
しても、大目に見ているそうですから、あなたも参加してみては!
written by yaji