◆「調布わくわくステーション」 2008年11月9日のお客さま◆
グループホーム「リアンシェール調布」ホーム長 | 河西 明子 さん |
「リアンシェール調布」は、要介護の認知症の方のためのグループ
ホームで、(株)キノシタライフが2005年4月に柴崎に開設しました。
7畳くらいの洋風個室18室、共用のキッチンや風呂などなどがあり、
入居者は食事を自分で作るなど、介護レベルに応じて半ば自立した
生活をし、それを介護スタッフがサポートしているようで、河西さんは
この施設のホーム長をされています。
11年前に転勤先でご主人を亡くした河西さんは、帰京後、縁あって
病院で看護の仕事につかれ、その後高齢者介護の道に進まれました。
介護で最も大切なことは?との質問に「介護でと云うより、人間関係で
もっとも大事なものは『愛』、その対極は『無視、無関心』。」と河西さん。
ホームでは、認知症になっても普通の生活をすることを目指し、普通に
生活する支援を、ケアスタッフがするのだそうです。
「母が、こだわりの糠漬けを、最後までやっていました。」・・・これは
インタビュアーが、高齢のお母さまをみとったある奥様から伺ったと言う
お話です。
「介護を独りで抱え込まないで、市役所や施設に相談しましょう」と、
河西さん。介護される人が年々増え、在宅介護は増える方向のようです。
「在宅介護しやすい社会にするには、地域の人々が認知症を理解する
ことが大切」とも、話しておられました。
よいお話が続きますから、ぜひ放送をお聞きください。
written by yaji