◆「調布わくわくステーション」 2008年3月23日のお客さま◆
エスコ事業で調布市の金賞受賞に貢献した
澤田 忍 さん
調布市市庁舎とたづくりが「第3回優良ESCO事業」の金賞を受賞
したそうです。おめでとうございます。
これは、経済産業省資源エネルギー庁の委託を受けた財団法人
省エネルギーセンターが制定した表彰制度で、調布市、東京電力など
4団体が共同申請していたもの。地方自治体の金賞受賞は、全国初
だそうです。
ところで、「ESCO事業」って、なに?
ESCO(Energy Service COmpanyの略。エスコと読む)事業とは、
工場やビルの省エネルギー・サービスを提供し、それまでの環境を
損なうことなく省エネルギーを実現する事業とのことです。
調布市では、平成17年度に庁舎などの空調設備にヒートポンプ式
熱源機や、電気式給湯器、インバータ式照明器具などを導入し、
平成18年度に約22百万円の省エネを実現したことが評価された
ようです。投資額は3.3億円(内1.3億円は国からの補助金)で、
減価償却費をみても、十分お釣りがくる投資効果が得られたそうです。
澤田さんは、平成17年に管財課庁舎管理係に異動し、この改良
工事を担当されました。夜間や土・日の仕事で、時間に追われ大変
だったようです。それでも翌朝は“工事をやっていたことも分からない”
のが、最良の仕事振りという、まさしく縁の下の力持ちのお仕事です。
日頃の建物の維持管理でも、誰にも気にされない状況が、“良い
管理”なのですね。
控え目な澤田さんの、熱い思いに、耳をお貸しください。
written by yaji