◆「調布わくわくステーション」 2008年6月1日のお客さま◆
大西楽器店の
大西 雅子 さん
嗜みとして、お花やお茶、さらにはお琴などを学ぶ人も珍しく
なかった時代がありましたが、今は楽器も洋楽器全盛の時代に
なっています。
そのような中で、和楽器専門の店を営む大西さん。お店は、
旧甲州街道調布駅東の、昔、ぶどう園通りと呼ばれた道を少し
北に入った所にあり、琴、三味線、尺八などから舞扇なども置いて
おられます。市内の和楽器専門店はここだけだそうです。
お店を持ったのは28年前。実家が和楽器専門の問屋さん
だったので、小さい頃から慣れ親しんだ音と感触に再会したく
なったのでしょう。家族のバックアップも頂いてお店を始めたそう
ですが、その頃、和楽器ファンは漸減していました。
そのような中で、日本古来の音楽をもっと多くの人に親しんで
頂こうと、お店の裏を教室に改造したのだそうです。教室には、
それぞれ専門の先生が通ってみえ、大西さんも長唄をずっと
習っているそうです。
お客さまの要望に応えられるよう、楽器の種類を増やすのが念願
だったそうですが、「夫が働いてくれるので生活費を心配しなくて
いいの。だから楽器を増やせるのも夫のおかげなのよ。」だそうです。
どうぞ、放送をお楽しみに!
written by yaji