◆「調布わくわくステーション」 2008年6月29日のお客さま◆
使用済み切手「すたんぷ菊野台」の | 宮ア 洋子 さん |
使用済みの切手を集めて整理し、業者に売って年に10数万円〜20
数万円にもなり、売上たお金を社会福祉協議会に寄付している人たちが
います。「すたんぷ菊野台」の宮アさんたちです。
宮アさんたちは、毎週、菊野台地域福祉センターで、収集した切手を
水で封筒から剥がし、糊を洗い流し、乾燥し、分類整理しています。
普通切手は束ね、キログラム単位で業者に渡すそうですから、大変な
数でしょう。人手と根気が要るボランティア活動ですが、14人のメンバー
が、和気あいあいとやっていて、もう15年以上続いているようです。
私たち素人は、使用済みの切手と言っても、売れるのは記念切手
だけと思いがちですが、”かわせみ”や”おしどり”の普通の80円切手
でもよいそうです。「収集箱が地域福祉センターや図書館、銀行などに
置いてありますから、ご協力をお願いします」とのお話です。
宮アさんは、健康マージャンや水泳など、いろいろな集まりに参加
しているようです。10年間お母さまの介護をされ、6年前にご主人を
亡くされましたが、内に閉じこもることなく、「24時間全てをプレゼント
されたのだ}と、前向きに生きていらっしゃいます。11回も引っ越しを
経験され、家族生活の大事さ、地域の人とかかわりあいの大切さを
痛感されたそうです。
宮アさんのお話から、高齢化社会を明るく生きるためのヒントを
いただけると思いますよ。
written by yaji