◆「調布わくわくステーション」 8月24日のお客さま◆
劇団芸優座の 村田 里絵 さん
夏休み中、東京都児童会館では児童・青少年向けの演劇フェスティ バルを開催していますが、
その目玉の1つが劇団芸優座の「角(ツノ)〜いじめっ子姫の物語」。
芸優座の「角(ツノ)」は、調布の たづくり・ くすのきホールでも8月29日に上演されます。
劇団芸優座は1972年の創設。20年ほど前に調布に引っ越し、現在鶴川街道沿いに練習場と事務所を構えています。
しかし、村田さん たち40名の劇団員が、ここにいることは少ないそうです。演目の多くは 子どもたち向けです。
各地の小中学校での”芸術鑑賞”のための公演、文化庁の助成公演や市民会館などの自主事業に招かれての公演など、
1年のほとんどを、日本中で公演旅行しているそうです。
「子どもたちに見せるのだから、最高の演劇をみせたい。」、「幕が上がると、子どもたちが『わーっ』と思うような
舞台でなければなら ない。」と、村田さんはおっしゃっています。 大人たちが考えた”芸術鑑賞”も、面白くなければ、
子どもたちは体育館の中を走りまわり始めてしまうそうです。
また、生の舞台に 接する機会が殆どない地方では、村田さんたちがやらなければ、 子どもたちは本物の感動を知らないで
一生を終えるかも知れないのだ、と言う。
「子どもたちにとって、見ることがこんなに楽しく、大事なこと、と 思われるよう、よい芝居を見せたい。」と、村田さん。調布で招かれる
ことは少ないそうですが、「年に1度くらいは地元でも見て頂きたい。」 と。 8月29日の公演、期待されますね。
劇団芸優座のホームページは http://www.geiyuza.com/
written by yaji