◆「調布わくわくステーション」 2009年1月11日のお客さま◆
深大寺 人と緑と犬の会 | 代表 松木 富士男 さん |
「犬、大好き」と言う人もいれば、「大嫌い、迷惑」と言う人もいます。
「深大寺 人と緑と犬の会」代表の松木さんは、犬が「人に迷惑をかけない」
だけではなく、「世の中に役立っている」と認知される社会にしたい、言い
換えれば、犬が、愛犬家の≪家族の一員から、社会の一員≫になる社会
を夢見ているようです。
犬の放し飼いに対するクレームが沢山寄せられて、6年前、東京都は
人・犬分離策を考え、犬のための運動場「ドックラン」を構想し、施設の
日常管理を飼い主のボランティアに委ねることにしました。その時誕生
したのが「深大寺 人と緑と犬の会」だそうです。人と犬の共生の願いが
原点にあったわけで、それを世間に理解してもらうため、ゴミ拾い活動や
セラピー犬育成活動など、愛犬家の域を超えた活動になっているようです。
セラピー犬第一号のさくらちゃんがデビューしたのがちょうど1年前で、昨年
11月にゲスト出演された河西明子さんの所の介護施設「リアンシェール
調布」。さくらちゃんがいるだけで、お年寄りがニコニコされるのだそうです。
人に癒しを与えるセラピー犬になれるかどうかは犬の種類や適性によると
思っていましたが「飼い主の適性」の方が重要なのだそうです。インタビュアー
さんからも興味深いお話を伺いました。「ウンチが転がっているのも、公園で
犬を放して迷惑をかけるのも、むやみに吠えるのも、とかく犬が悪いと思われ
勝ちですが、実際はすべて飼い主が原因」と、松木さんがおっしゃっていた
そうです。「犬が自分でウンチを拾えますか?」と。
深大寺 人と緑と犬の会のホームページは
http://www.kuronowish.com/~inunokai/hyoushi.html
です。
written by yaji