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やじさんの番組案内 |
学校の校歌の由来を調べた 奥野 謙介 さん |
母校の校歌の作詞・作曲者さえ知っている人は多くないような
気がしますが、いかがでしょうか?。でも、調布市内の小学校
校歌の作詞者に、中西悟堂(日本野鳥の会創立者、歌人、詩人)、
草野心平(作家)、サトーハチロー(詩人)などの名前を見つけたら、
こんな著名な人たちが、なぜ?と不思議に思うでしょうね。
奥野さんもその一人でしたが、不思議に思っただけではなく、
資料を漁り、古い人々を訪ね、市内全校の校歌の由来を調べて
回ったのですから、すごいです。そして、中西悟堂(本名「富嗣」、
「悟堂」は深大寺で僧籍に入った時の法名)の養父悟玄は佐須町に
ある祇園寺の住職で、明治の自由民権運動が盛んだった当時、
板垣退助を招いて祇園寺で大集会を開いたことなどを知ります。
校歌の陰に、すでに忘れられたこのような歴史があることを再発見
し、奥野さんは、ものごとの奥深さと、事実を発見することのわくわく
する喜びを知ります。「子どもたちにも、このような喜びを体験させ
たい」、児童教育問題にも詳しい奥野さんはおっしゃっています。
実は奥野さんは、調布五中校歌の作曲者です。また、五中のPTA
会長もやりましたし、PTA−OBで子どものクラブ活動支援もやったし、
趣味では絵画鑑賞、音楽、また、時刻表片手に本州の全鉄道を回る
旅も間もなく完遂だそうです。今、調布の埋もれた歴史を調べることに
打ち込んでいらっしゃるそうで、「温故知新」こそ大切で、調べ、尋ねて
得られる「知(知識、知り合い)」こそ「力」を生むとおっしゃっています。
たいへん多肢にわたる奥野さんのお話し、放送にご期待下さい。
written by yaji |
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