◆「調布わくわくステーション」 2009年2月15日のお客さま◆
ステンドグラス「びいどろ」の | 伊藤 文子 さん |
ヨーロッパなどに行った時、教会のステンドグラスの美しさに見とれた
ことはありませんか?よく晴れた日に、暗い堂内から見たときは一入
ですね。
”ビードロ”とは”ガラス”のポルトガル語vidroから来たもの。室町時代、
オランダ人などにより高価なガラス工芸品が持ち込まれ、ビードロの
呼称が広まったと言われています。このガラスの主成分は2酸化ケイ素
ですが、これに金属の酸化物が加わると、金属の種類によって特有の
色が付きます。この色ガラスをカットし、組み合わせて造形したものが
ステンドグラス。伊藤さんは仙川でステンドグラスのお店「びいどろ」と、
教室を開いています。お店に座って、陽を受けたステンドグラスの美しさ
を、いつも堪能しているそうです。
伊藤さんのステンドグラスとのお付合いは、お母さんから「私の代わり
に習ってきて、私に教えて」と言われたことから始まったそうです。通い
始めたら、自分の方がステンドグラスに魅せられてしまい、仲間からも
励まされ、よい先生にも出会えて夢中で勉強し、10年ほど前、現在地に
”びいどろ”を開くほどになったようです。
教室は2時間コースが午前から夜間まで、1日4コースあり、それぞれ
の人が、作りたいものを作るのだそうです。簡単なものなら、初心者でも、
週1回、2〜3か月(20時間前後)で作れるとのこと。
ステンドグラスに興味がおありの方、聞き逃しませんように!
written by yaji