◆「調布わくわくステーション」 2009年5月19日のお客さま◆
京王電鉄調布工事事務所の | 石坂 真二 さん |
私たち調布市民が調布駅付近の京王線地下化計画の説明を 初めて聞いたのは、6年くらい前だったでしょうか。踏切による、 朝夕の交通遮断に悩まされている市民にとって、京王線の立体
化は長い間の夢だったのですが、高架化計画を断念したことが ある調布にとって、地下化は、待つに値した計画だったことで しょう。
調布市は、駅前広場の計画や線路跡地の利用について市民の
声を聞きながら検討を進める中、地下化工事は、東京都、調布市、
京王電鉄によって2004年秋に着工されました。石坂さんは、第一
線でこの工事の施工管理を担当していらっしゃいます。
工事は2013年3月完了予定だそうですから、今はおよそ工期の
半ばと言うところ。電車が走っている線路の下を、シールドマシン
と言うモグラのような機械で掘り進み、すでに調布〜国領間に
直径7メートルの上り線トンネルが出来上がっていて、現在は下り
線を掘削中だそうです。これとは別の機械で、鶴川街道との交点
から調布駅を経て、京王相模原線を品川道南までを担当するマシ
ンもあるそうです。
電車を走らせながらの工事ですから、石坂さんたちが最も注意 するのは「安全」で、人による線路の点検と、測定器による監視の両方で、常時見張っているそうです。
約4年後現れる新しい調布の玄関口はどんな姿になっている のでしょう?楽しみですね!
written by yaji