◆「調布わくわくステーション」 2009年5月26日のお客さま◆
調布市弓道連盟代表 全日本弓道連盟 常務理事 中塚 祥一郎 さん |
公立中学で弓道場があるのは、都内で調布中だけとか。
平成12年に、市民も利用できる弓道場を作った時、中学の
弓道部の指導を調布市弓道連盟がする約束ができたよう
です。練習は週3日、連盟の人が交代で出ているとか。この
弓道部、なかなかの人気で、部員も30名くらい。最近は、
弓道が体育の正課にもなったそうです。
弓道の弓には照準機がなく、自分の姿勢と感覚を頼りに
矢を射るので、周囲の状況や心の動きなどが結果に大きく
影響するようです。形や礼を尊び、心身の鍛練を重視する
日本的な武道が中学生に人気とは、日本人ならではなの
でしょうか。
大会に出たくて、胃がんの手術の翌日から歩いたと言う
中塚さんの強さも、17才からの長い修練の賜物なのでしょう。
5年ほど前には全日本弓道大会の範士の部で優秀者賞も
受け、弓道の普及促進に努めたいと、ますますお元気です。
written by yaji