◆「調布わくわくステーション」 2009年6月23日のお客さま◆
ボランティアで蕎麦打ちを教えている | 川上 岩夫 さん |
先日栃木の山中で食べた、水温2度の清水でさらした蕎麦の
おいしかったこと!地元の人の案内で、小学1年生を含む7人で、
2升もの蕎麦を平らげました。
染地地域福祉センターで蕎麦打ちを教えている川上さんに
よれば、美味しい蕎麦は、石臼で挽いた、国産の粉を、2:8の
割合で混ぜ、手打ちする、の4条件に、基本に忠実な技術が
加わってはじめて出来るとのこと。
蕎麦打ち技術は50回くらい打って、やっと基礎が出来るのだ
そうです。技術とは、例えば水の量は、粉の状態とその日の
湿度で変えるなど、感覚勝負だそうですから微妙ですね。
染地センターでは、5人の方に、月1回教えているそうです。
川上さん、会社勤めの頃、転勤してはその地の美味しい蕎麦屋
さんを食べ歩いていた蕎麦好きが高じて、自分で打ちたくなり、
築地の教室に通って基礎から勉強。以来仲間と腕を磨き、今は
楽しく打つことと、基本に忠実に打つことを教えているようです。
仲間内の合言葉は、「蕎麦屋さんより美味しい蕎麦を打つ」だ
そうです。また、それが出来て当然と考えているそうです。なぜなら、
上等の粉を使い、少量なのにしっかり手間をかけて打っているの
ですから、確かな技術があれば出来て当然、と言うわけ。
蕎麦打ちには大変な労力も必要ですが、おいしい蕎麦を人に
ご馳走出来るのは最高の喜びでもあるようです。
川上さんは3つの山の会に入っているほどの山大好き人間。
山登りの話もお楽しみに。
written by yaji