◆「調布わくわくステーション」 2009年6月30日のお客さま◆
調布市都市整備部まちづくり推進課 齋藤 宗 さん |
調布駅でも国領駅でも、京王線立体交差の事業が盛んに行われて
います。思えば、2004年9月に着工して、間もなく5年になるのですね。
計画説明会があった時は、遥か遠い未来のことに思えた京王線地下
化まで、後、4年足らずになりました。
斎藤さんは、都市整備部まちづくり推進課都市基盤チームで、この
計画に取り組んでいます。立体交差化が完了すると、線路の真上に
駅前広場ができ、18もの踏切が一気になくなって、線路の南北の
まちづくりや道路交通が一体化します。踏切で、救急車が立ち往生
することもなくなるので、人命救助にも役立ちます、と斎藤さん。
この京王線地下化による立体交差事業計画が決まったのは2002年
ですが、その8年前の1994年には府中駅付近の高架化がすでに完成
しています。実は、立体交差計画は、府中より調布の方がずっと早く
立案されました。しかし、当時の高架化案には市民、沿線住民の反対が
強く、結局、陽の目を見ることにならなかったのです。
地下化の立体交差事業予算は1,150億円だそうです。計画が遅れた
30年ほどの間に、トンネル掘削技術が格段に進歩し、高架にする場合
との総費用の差は少ないのだそうです。
齊藤さんは、京王線立体交差事業の概要やその効果について、熱っ
ぽく話して下さいますので、ぜひ放送をお聴き下さい。
なお、京王線立体交差事業については次を参照下さい。
http://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1176118853880/files/16310503771.pdf
written by yaji