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15分間の放送のうち、インタビュー部分の13分間をお聞きいただけます。
なお、放送した音声を圧縮しておりますので、お聞きづらい点、ご了承下さい。
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やじさんの番組案内 |
調布狛江地区保護司会会長 土屋 邦子 さん
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先日、生活苦や介護疲れから、心中を思い立って引き起こした 神戸、山口の2件の家族間殺人未遂事件の裁判員裁判があり、 共に執行猶予付きの判決が出されました。その時「保護観察付き」
とあったことを、覚えている方は多いのではないでしょうか。 孤立しがちな性格の被告に保護観察を付けて、社会復帰を支援 する狙いがある、とされていました。
保護観察とは、犯罪者の社会復帰を支援し再犯を防止する仕組み
で、専門知識をもった保護観察官と、保護司がそれを担っています。
保護観察官も保護司も共に国家公務員ですが、後者は非常勤の
ボランティアさんで、地域で適任者を推薦し、法務大臣が委嘱する
のだそうです。また、保護観察官や保護司には、犯罪者の更生支援
だけでなく、青少年や一般社会人の非行や犯罪防止などの重要な
役割もあります。
土屋さんは20年以上も前、青少年健全育成の委員をやっていた時、 誘われて保護司になったそうで、現在は、調布保護司会と調布狛江 地区保護司会の会長さんもやっています。 土屋さんによれば、更生
保護活動とは、ある意味で、「その人の居場所をつくるお手伝い」だ そうです。また、犯罪は予防することが最も大切で、「社会を明るくする 活動」に重点を置いているそうです。
非行や再犯を防止する最も有効な方法は、その人の欠点を挙げる
ことではなく、よいところを見つけて本人に教えてあげること、と土屋
さんはおっしゃっています。そうすれば、「ほめられたくて、認められ
たくて、毎日でもやって来ますよ」と。
土屋さんのお話を聴いていると、保護司という、どちらかと言えば
馴染みが薄い活動が、とても身近な活動に思えてきます。
どうぞ放送をお聴きください。
<参考>
調布保護司会のホームページ http://chofu-hogoshikai.sakura.ne.jp/
written by yaji |
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