やじさんの番組案内 京王調布シールド工事事務所所長 西井 成実 さん
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やじさんの番組案内
京王調布シールド工事事務所所長 西井 成実 さん
                
  西井さんは清水建設(株)の社員。京王線の連続立体交差事業 には、沢山の工事会社が参加し、6つの工区に分けて工事が進め られています。トンネルを掘るシールドマシンも2台あって、1台は 国領〜調布駅間、もう1台は鶴川街道〜調布駅〜品川街道間を 分担しています。
 西井さんの担当は、後者、鶴川街道〜調布駅〜品川街道間で、 この工区を請け負っている清水・京王・間建設共同企業体の 京王調布シールド工事事務所所長と言う長い肩書きが現在の 役職名です。

 このトンネル工事は、昨年夏、鶴川街道側からスタートしました。 まずシールドマシンを地下に下ろさなければいけませんが、直径 約7メートル、長さ約9メートルもあり、重量は350トンもあるので、 機械を14個に分割して地下に運びいれ、地下で組み立てたそう です。すでに鶴川街道〜調布駅間は掘り終え、Vターンして、これ から京王相模原線方面を品川街道に向かうそうです。

  大きな地震が起こった時、崩れたり潰れたりしませんかと、インタ ビュアさんが心配していましたが、西田さんによれば、トンネルは 軽いから丈夫だそうです。「駅が壊れてもトンネルは壊れません」 と西田さん、「阪神淡路大地震で、神戸市の地下鉄も大丈夫でした から、ご安心ください」と。

 京王線調布駅付近の地下化完了まで残り3年余り。完成後、自分が 手がけた建造物を見る時は、とてもうれしいものとおっしゃる西田さん。 このトンネルを通って、静かな喜びに浸れる日も、近づいて来ましたね。

   
                             
                                                           written by yaji

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