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やじさんの番組案内 |
「ゲゲゲの女房」の原作者 武良 布枝さん
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「ゲゲゲの女房」の原作者 武良 布枝さん
昨年11月と12月に深大寺でロケが行われ、街中にポスターが
貼り出されたりして、いよいよ「ゲゲゲの女房」の年が来たなあ、と
いう思いがしますね。
布枝さんは、島根県安来市から6キロほど山側に入った大塚の
生家で、昭和36年に水木しげるさんとお見合いし、5日後には結婚
式を挙げ、2、3日後には調布で新生活をスタートさせると云う信じ
られないようなスピードで人生の大転換をされます。
でも、当時のお二人にとって、これは特に奇異なことではなかった
ようです。第一印象もよかったし、「縁」を受け入れることが自然に
思われる時代風土に育ったからなのでしょう。
布枝さんを驚かせたのは、郷里よりもはるかに“不便な田舎だった
調布”と、“赤貧洗うが如き”生活のようですが、ひたむきに描き続ける
夫の後姿に、強く打たれるものを感じたそうで、ある時期、そんな夫の
作業を手伝うことができたことを、とてもうれしく思っていらっしゃる
そうです。
天から与えられた生活を自然体で受け入れ、生来目立つことや
人前に立つことが苦手だった布枝さんは、本を書くなど夢にも思わな
かったようですが、出版社の人に強く勧められて一昨年「ゲゲゲの女房」
を上梓することになりました。当時はあまり話題にはならなかったよう
ですが、昨年NHKの連続テレビ放送が決定してからは、いろいろな人
から声を掛けられるようになったそうです。
昭和30−40年代の生活は大変でしたが、暗さだけでなく、面白さを
出したドラマになるとうれしいと、布枝さんもドラマを楽しみにして
いらっしゃるようです。
原作者のお話をたっぷり伺える今度の放送にご期待下さい。
written by yaji |
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