やじさんの番組案内 刺し子作家の  小野崎 秀子  さん  
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刺し子作家の  小野崎 秀子  さん  

 資料によれば、衣類の擦り切れしやすい個所に糸を通して 補強したり、糸で厚みを持たせて保温性を増したり、あるいは 当て布をしたりすることは、布の歴史、着物の歴史と共に生ま れた 古くからある生活の知恵で、やがて糸目の形にその地の 自然や生活の姿を映そうとした女性たちによって、技法や文様が 伝えられ進化して、現在の刺し子に至っているそうです。

 小野崎さんは、20年ほど前、本屋さんで偶然、刺し子の本に 出会って、この世界に飛び込むことになり、今では、「刺し子」は 家事以外の「生活のすべて」、ライフワークになったそうです。

 「肩も凝らないし、目も疲れません。刺し子をしていれば機嫌が いいです。」とおっしゃる小野崎さん。時間のかかる刺し子の間に 感情の起伏があると作品が乱れるので、刺している時は心を平ら に保つよう心がけ、音楽も避けるそうです。

 小野崎さんの個展が3月5日〜3月31日に、たづくりリットルギャラ リーで開かれますから、興味がある方はご覧ください。一昨年秋に 同会場で開かれた個展の様子は、次をご覧ください。
http://www.chofu-culture-community.org/forms/info/info.aspx?info_id=7573

 
                             
                                                           written by yaji

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