やじさんの番組案内 “ちょうふだぞう”の施設長   松井 久美子 さん  
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やじさんの番組案内
“ちょうふだぞう”の施設長   松井 久美子 さん  

 ちょうど10年前にオープンした“ちょうふだぞう”。甲州街道旧道沿い、 調布駅と布田駅の中ほどにありますね。喫茶店があるので、利用した 方も沢山いらっしゃるのでは? コーヒーも頂けるし、知的障害者が 働く“すまいる”で作られたパンや作業所で作られたいろいろな作品も 販売しています。働いているのは知的障害のある方やボランティアさん、 松井さんたち職員などです。

 “すまいる”は、正確には「社会福祉法人調布市社会福祉事業団 障害者地域生活・就労支援センター ちょうふだぞう」と呼ぶそうです。 障害者の地域生活を支援している所で、仕事上や地域での生活の 相談に応じたり、就労の支援をしたり、お出かけの付き添いサービス などをしているそうです。

 “ちょうふだぞう”を増築して、パンを焼く計画が動いているようです。 松井さんは「やり甲斐のある仕事に就きたいと福祉系の大学で学び、 卒業後35年間福祉の仕事に携わっていますが、パンづくりには特別な 思いをお持ちです。障害者が社会に入って行けるようになるためには、 仕事と社会に慣れることが必要と、自宅にパン焼き窯まで造ったそう ですから。松井さんが調布に移ったのも調布市社会福祉事業団の “すまいる”(パンの製造販売)で働くためだったそうです。夏の終わり 頃には“ちょうふだぞう”から、松井さんたちが焼く美味しそうなパンの 匂いが漂ってくることでしょうね。



               
                             
                                                           written by yaji

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