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やじさんの番組案内 |
福祉の仕事、パンづくりなど なさっている 北川 竜士 さん |
国領駅から北へ、味の素スタジアムと東京外語大との中間くらいの所に
調布市社会福祉事業団の入所施設「なごみ」と授産施設「すまいる」があり
ます。すまいるにはとても清潔な感じのパン工場があり、お揃いの作業用上着、
帽子などをまとった知的障害のある方やボランティアさんが、職員と一緒に
パン生地をこね、パンを作っています。焼きあがったパンは、自分たちで配達し、
市役所や外語大などの売店で販売されていて人気があります。北川さんは、
このすまいるでパン作りをやっていました。
学生時代、北川さんがバイクで北海道をツーリング中に接触事故を起こし、
3か月ほど入院したとき、昔、精神病院に入院したことがある人と親しくなります。
その人から、過去にそのような経歴があると、とかく特別な目で見られると云う
悩みがあることを知らされ、北川さんは、弱い立場の人の役に立ちたいと、福祉
の道へ進むことを選んだそうです。
最近、北川さんは、八雲台小学校の特別支援学級で介助員をしていて、子供
たちの勉強や生活の支援をしています。世話がやけることも色々あるそうですが、
子供たちの素直さ、純粋さに接すると、自分たち大人が反省させられることも
多いそうです。
パン作りの経験を生かして「北川ベーカリー」も始め、素材にこだわったパンを、
吉祥寺や都内の自然食品店に卸しているそうです。岩手県の南部小麦粉を使い、
天然酵母と塩を加えるだけでパンを作ったり、豆乳と菜種油でロールパンを焼い
たり、地場産野菜のおやきパンをつくったりしています。深大寺東町の自宅でも
月に一度販売し、時に出張販売しているそうです。「北川ベーカリー」で検索し、
ブログをご覧ください。
夢は、障害者と健常者が一緒になって働いたり、話したりできる場所を作ること
だそうです。障害者が、世話されるだけでなく、一緒に活動し、楽しめる場所が
できたら・・・と話しておられました。
written by yaji |
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