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やじさんの番組案内
深大寺そば組合会長・雀のお宿 店主  御林 洋 さん

 今年の深大寺周辺は、お客さんが多いこと! 〇割増しとも、〇倍 とも言われています。休日のお昼時など、お蕎麦屋さんの店の前には 長い行列ができています。流行語大賞にもなった「ゲゲゲの」女房、 NHKの朝ドラの効果に間違いありません。御林さんたち、深大寺そば 組合の面々も、大忙し、大満悦の1年だったことでしょう。

 御林さんによれば、蕎麦屋さんが増え始めたのは神代植物公園が 開園した昭和36年頃からで、深大寺そば組合加盟店は現在24店。 雀のお宿も昭和37年の開店だそうですから、間もなく50年ですね。。 お店の名前から想像される通り竹林の中にあり、昔は清水が湧き、 沢蟹がたくさん住んでいたような所でした。

 蕎麦は荒れ地でも育つし、収穫までの期間が短いので、昔は深大寺 周辺でも多くの農家が栽培していましたが、今では特別な例を除けば 殆ど見かけません。ですからお蕎麦屋さんは、それぞれ産地の農家と 契約して原料の蕎麦粉を入手していますが、深大寺蕎麦はここ深大寺 で打たれ食されるから「深大寺そば」と御林さん。美味しいそば作りには、 練り方も勿論大事ですが、最後は茹でた後にさらす冷水で決まるとおっ しゃっています。時間をおかず早く食べることも大事だそうです。

 大晦日から初詣時期にかけて、深大寺は例年以上の大混雑が予想 されます。予定している方は並ぶつもりでお出かけ下さいね。




                             
                                                           written by yaji

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