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15分間の放送のうち、インタビュー部分の13分間をお聞きいただけます。
なお、放送した音声を圧縮しておりますので、お聞きづらい点、ご了承下さい。
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やじさんの番組案内 |
音訳図書づくりをされている 桜井 真知子 さん
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「音訳図書」をご存知ですか?目の不自由な方は自分で本を見たり
読んだりすることができません。音訳図書とは目の不自由な方々のために、
文章を読み、絵や写真の情景を声で伝えるよう録音した テープやCDの
ことです。
音訳の分野は、小説やエッセイ、詩はもちろん、科学技術ものやマンガも
対象になるそうで、ニーズが大きいものから音訳されるようです。音訳作業は
各地の図書館等が中心となり、音訳ボランティアの人々によって行われてい
る場合が多いようです。
桜井さんも調布市中央図書館で25年間この仕事を続けているそうです。
きっかけは、誘われて「声のボランティア講座」を受講したことで、初級、中級
と勉強され、音訳へと進まれたようです。
300ページの本を音訳するのに90分テープで5〜6巻(8〜9時間)を要する
そうです。読み上げには聴き手に分かりやすく伝わりやすく読む技術が求め
られますが、熟練した桜井さんたちを最も悩ませるのは周囲の雑音だそうです。
録音用のスタジオがないため、自宅で静かな時間帯を狙って録音するのですが、
収録中には気づかなかったのに、再生して雑音に驚くことが多いようです。
声のボランティアには、対面朗読サービスもあります。お知らせや通知、
手紙などの読み上げを、予約制でやっているので、詳細は図書館のハンディ
キャップサービス係までお問い合わせ下さいとのことです。
温かいお話は聴いていてもうれしいですね。
written by yaji |
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