やじさんの番組案内 日本フィルハーモニー交響楽団の広報担当 杉山 綾子 さん  
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やじさんの番組案内
日本フィルハーモニー交響楽団の広報担当 杉山 綾子 さん

  大勢の人にクラシック音楽を体感して頂きたくて、杉山さんは頑張って います。「聞く」や「聴く」ではなくて、会場に行って全身で「体感」して本当に 音楽のよさが分かるから、とおっしゃっています。展覧会の絵の演奏会に 行ったことがある杉山さんのお子さんは、クラシックを好きじゃないと言い ながら、展覧会の絵を口ずさんでいるそうです。杉山さんご自身は、学生の 時にドイツへ行き、田舎の音楽学校の講習で、間近で聴いた先生のピアノに 音楽人生が変わるほどの衝撃を受けたそうです。

杉山さんは3才の時からピアノを始め、大学でもピアノを専攻しましたが、 上記したドイツの先生のピアノとの出会いで、生の演奏を聴くことの重要さを、 あらためて思い知らされました。以来、「生」を聴くこと聴かせることにこだわり 続けています。

生のクラシックを子どもたちに知ってもらいたくて、日本フィルでは、毎年、 「夏休みコンサート」を開催しています。今年は7月16日(土)の府中の森 芸術劇場からスタートし、約半月間、各地で演奏する予定です。府中の 森のチケットは、高校生以下なら1800円からだそうです。

また、日本フィルでは「学校公演」もやっていて、体育館などで演奏し、 予想以上にすばらしい音響効果と生徒の強い反応に、担当者は毎回 涙を流して帰ってくるそうです。
一番うれしいのは、コンサートでお客さんの感動や満足が分かった時、 とおっしゃる杉山さんのお話、ぜひ、お聴きください。

                                                           written by yaji

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