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やじさんの番組案内 |
文学座の俳優で演出家の 鵜沢 秀行 さん
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鵜沢さんは子どもの頃から演じることが好きで、小学校の頃、学芸会で 褒められて、ますますこの道に進むことになったようです。やがて大学を 卒業すると文学座研究所に入所し、1972年には文学座座員に・・・と、
演劇一筋にやって来られました。俳優活動が長いのですが、演出も 数多くやっておられます。
人前で生身の体をさらして演じる緊張感に「わくわくする」そうです。 台本が描こうとしている人物を自分でイメージして、身体と声で観客に 伝えるこの緊張感が、役者さんにはたまらない魅力のようです。
しかし、それが役者の独りよがりになっている場合があるかも知れま せんね。役者がイメージし、演じた所作やせりふが、台本の意図と合う よう、それが分かりやすく観客に伝わるよう、また、沢山のほかの役者と
意識が揃うように、観る立場でチェックし調整する人が必要になります。
鵜沢さんによれば、それが演出家の仕事で、映画監督のような役割に なるそうです。
鵜沢さんは、母校の日大芸術学部演劇科の非常勤講師もやっていて、 毎年学生と芝居作りをしているそうです。また、文学座の岩村久雄さんが 調布でやっている市民の演劇指導にも、いつか協力してやってみたいと
おっしゃっています。調布で、鵜沢さん演出のお芝居を観られる日が やって来そうですね。
written by yaji |
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