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文学座の女優さん 増岡 裕子 さん

増岡さんは根っから舞台好きの文学座・若手のホープです。あるクラ シック音楽演奏家が、「楽しくなければ音楽じゃない」と言っていましたが、 増岡さんなら「楽しくなければお芝居じゃない」と云いそうです。小学生の 時、吉本に憧れた増岡さん、周囲の人には薬剤師になると言いながら、 実はお笑い芸人になることを密かに狙っていたとか。ところが中学生の 時に、三谷幸喜に出会って人生が変わるほどの衝撃を受け、演劇への 道を目指すことになったそうです。

 中学、高校と演劇部で活躍し、早稲田の文学部へと目標に向かって順調に 進みましたが、サークルの先輩の言葉に怖れをなして演劇研究会は避け、 しばらく静かにしていたそうです。でも、そのままおとなしく済ませる筈がなく、 3年が終わった時、とうとう文学座の演劇研究所本科コースに挑み、難関を 突破できました。それで大学は1年お休み。続く研修科の時は大学にも復帰 して二足の草鞋の大奮闘になったようです。現在、文学座準団員。

 インタビュアーの質問に「将来こうなりたい、と思ったら、どこまでもそれを 追及しなかったら、後で後悔しますし、突き進むことは楽しいこと。1回きりの 人生だから、お金がなくても、やりたいことをやらないと!」と、増岡さんは 答えていました。味スタ周辺のジョギングで体力づくりにも励んでいる増岡さん、 舞台でいい芝居を作ることが夢だそうです。

 なお、文学座の公演予定は、次からご覧になれます。  
   http://www.bungakuza.com/information/index.html
  

 written by yaji

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