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やじさんの番組案内 |
調布市消防団 団長 清水 孝夫 さん
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調布市消防団は調布消防署と連携して消火や防災などの活動を行っています が、消防署がプロの集団なのに対して、消防団は日頃は自分の仕事を持って いる一般市民が、訓練を受けた上で任に当たっているもので、ボランティア
団体と言えます。清水団長も、平時は農業をやっているそうです。
消防団は、江戸時代にできた町の火消組の流れを汲んでいて、以前は設備も 構成団員も運営も、すべて地域が行っていましたが、戦後は設備面などを 自治体が担うように変わっています。
調布市消防団には分団が15あり、団員は304名いるそうです。火災や災害時の 消火防護活動や予防活動などに当たりますが、そのためには日頃の訓練が
必須で、ポンプ操作、水防、応急救護、規律などについて、調布市消防署の 指導を受けて技術を習得し、併せて訓練を通して相互の信頼関係を深めて いるそうです。
毎年1月、多摩川河川敷で行われる出初式は、15分団も一斉放水する晴れやかな 式典ですが、各分団が行う日頃の訓練では、都市化が進んだ現代では、水煙や 騒音に対する市民の苦情が多くなり、訓練できる場所が減って困っているそうです。 3.11大震災では活動中の消防団員が被災した事例がいくつも報道されました。 時に命がけの活動にも立ち向かう消防団員の日頃の訓練に、私たちも温かい目を 向けるようにしたいですね。
written by yaji |
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