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15分間の放送のうち、インタビュー部分の13分間をお聞きいただけます。
なお、放送した音声を圧縮しておりますので、お聞きづらい点、ご了承下さい。
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やじさんの番組案内 |
ダンスアーティスト(体奏家) 新井 英夫 さん
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「ダンスアーティスト」とか「ダンサー」とか言われれば、多少の違いはある
かも知れませんが、皆さん、それぞれにイメージが浮かびますね。でも
「体奏家」とは?「体操」ではないのですね。実は「体奏家」とは、新井さんが
ご自分のダンスを表現するために創った新造語なのです。
演劇をやっていた新井さんが、お芝居から「せりふ」を抜き去り、場と体の
動きだけで表現することを思い立って直ぐに、世界中どこへ行こうと、体の
動きによって思いを伝えられることに気付きました。ヴァイオリンを奏でる
ように体で奏でて思いを伝える、「体奏」の誕生です。
8月、せんがわ劇場で、小学生約20名を公募して10日間のダンスのワーク
ショップが開かれました。闇と子どもが持つ懐中電灯の光によって、大空に
打ち上げられ炸裂して散っていく花火を子供たちが描きました。光の軌跡を
形に見せるためにカメラの露光時間を長くして撮影し、それを映写したそう
です。子どもたちはそれぞれのパートを演じますが、振り付けどおりに踊る
ダンスではなく、演技もコラボレーションもかなりの部分を子供たちの自由な
動きに任されたそうです。20人もの子供が自由に踊るのですから、毎回異
なる舞台ができあがり、二度と同じものにならないそうです。
自由に舞いながら全体の構成を一人一人が意識している。この不確実さが
新しい刺激と可能性を生み、子どもどうしの、あるいは子供たちと観客との
新しいコミュニケーションが生まれる・・・新井さんが求めている新しいダンス
の形なのでしょうか?放送をよーくお聴きください。
written by yaji |
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