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15分間の放送のうち、インタビュー部分の13分間をお聞きいただけます。
なお、放送した音声を圧縮しておりますので、お聞きづらい点、ご了承下さい。
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やじさんの番組案内 |
和胡弓を教えている 佐藤 美穂 さん
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胡弓は江戸時代に普及した3弦の和楽器で(4弦のものもあるそうです)、
三味線を小型にしたような形をしています。中国の二胡(2弦)とは形状も
皮の材料も全く異なりますが、混同を避けるために和胡弓とも呼ぶようです。
武蔵野音大の声楽科を修了された佐藤さんは、アリアを得意とする声楽家
として活躍していましたが、ある時、日本の楽器や歌を聴く機会があり、あら
ためてその良さに感じ入ったそうです。中でも、哀愁を帯びた胡弓の音色に
惹かれ、胡弓の勉強始めることになります。弾いてみると胡弓が、楽曲の
ジャンルを問わず、洋の東西を問わず、どんな曲も弾けることに驚かされた
そうです。
「人に寄り添ってくれるような」と佐藤さんが例える胡弓の音いろを、放送で
聴かせて頂けるとか・・・讃美歌のアメイジング・グレース、お楽しみ下さい!
佐藤さんは、今、たづくりで和胡弓を教えていますが、きっかけは調布市の
市民カレッジで和胡弓の先生をされたこと。講習会終了後、受講者からもっと
勉強したいとの声が出て、教室を始めたそうです。二子玉川の東急カルチャー
スクールでも和胡弓を教えているそうです。ほかにも、北部公民館で女性コー
ラスの指導もされているそうです。
佐藤さんの“夢”が素敵です。深大寺の前を東西に小川が流れていますが、その
流れ沿いの小道で、和胡弓を数名の流しで演奏するのが夢とか。時刻は夕暮れ
時、闇が木々の間にそっと立ちこみ始め、ところどころに立つ明かりが輝きを
増す頃・・・奏でられた胡弓の音が樹間に吸い込まれるように消えていく・・・いい
ですね!
written by yaji |
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