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やじさんの番組案内 |
調布第六中学校演劇部顧問の 照屋 洋 先生
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平成18年4月に調布六中に赴任すると直ぐに演劇部を作った照屋先生。
もの静かな語り口ですが、演劇に対する熱い思いが言葉の端端から伝
わってきます。
今年の全国中学校総合文化祭は8月に岩手県民会館で開かれ全国から
32の代表校が参加しました。東京代表には昨年に続いて今年も調布六中
演劇部が選ばれました。演目は照屋先生作の「チアリーダー伝説」。サッ
カー部エースの三村君がPKを外してしまいましたが、その時、勝利の女神・
チアリーダーの姿が消えていたのです。その原因は?・・・「子供たちに夢を
届けたい」とサッカーを始めた三村君だったのに、勝つことに執着して
最初の夢を忘れてしまったことにあった、と。
照屋先生はおっしゃっています、欧米と違って日本では演劇は正規の
カリキュラムに含まれていないが、演劇では、相手ときちんと向き合うこと、
相手の言葉を聴くこと、自分の思いを届かせること、相手を尊重すること、
自分を肯定できる人間になることなどを指導目標にしているので、実は
教育的にとても意義があることなのです、と。
夢は、調布に中学校演劇の都大会や全国大会を持って来て、「演劇と
云えば、調布」を実現したいと、先生は熱心に語っていらっしゃいました。
また、先生を長くやっていると傲慢になりやすいので、自分が学ぶ立場に
なってそれに気づくことも大切と自らを戒めてもいました。
すばらしい先生が調布にいらっしゃのですね。
written by yaji |
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